先週、埼玉県発達障害者支援センター「まほろば」さんに行ってきました。
何年も前から「まほろば」という支援をしている事業所があるぞ!という話は耳にしていたのですが、なかなか行く機会がなく、今回つながることができて訪問することができました。

ボクが他の相談支援機関から必要とされることと言えば、障害年金くらいしかありませんので(あとは時節柄、雇用調整助成金。。。)、今回も障害年金の相談に乗ってほしい方がいる、ということで行ってきました。新型コロナウィルス対策で訪問面談を控えてきたので、ひさびさに大宮の事務所と上尾の事業所以外のところに行った感じです。

障害年金というのは何気に特殊スキルでして、世の中に詳しい人が絶対的に少ないのです。更に代理代行となると資格者しかできないので、ちょっと手伝う、ということはできても、結果に不服があるといって審査請求、再審査請求まで付き合うというのは、仕事じゃないと普通は無理です。(時間がかかるから)

やっている人が少ないなあ、というのは開業の時に考えたのですが、想像以上のものがありました。10年以上経っても、多少障害年金を業務とする人は増えても、状況が変わるほどの変化というのはありません。

変化、と言えば、事業所でもお話があったかと思いますが、特別定額給付金(通称:10万円くれるんでしょ?)が始まっています。使い方も含めていろいろ気をつけましょうね、という話なのですが、マイナンバーがあればすぐに支給できる、という話だったのに、申請側はマイナンバーカードで電子化されていても、情報の受け取り(行政)側は全く電子化されていなくて、結局、印刷して職員が目視で確認しているというニュースを聞きました。

そもそも市町村ごとに住民税の納付書の書式がバラバラとか、今回の申請書も自治体ごとに作っていて書式がバラバラとか、行政には謎が多いのですが、地元の業者にお金を落とすという意味もあるのかもしれませんね。効率という意味だと全国一括で頼んだ方が良い気もしますが、それはそれで一般社団法人サービスなんとかや電なんとかに税金が流れても・・・おっと、この辺でやめておきます笑

つまり、民間も行政も、変化というのはそう簡単じゃないという話です。同じように仕事でもプライベートでも、周囲の環境や人を変化させるのは難しいです。それが自分の望む方向にであれば尚更です。でも自分自身は考え方や努力で変われるのかもしれない。

そんなことを考えながら、今日も前向きに将棋を指すことにします。明日は桶川市相談支援センターわおんさんに行ってきます。