皆さんこんにちは。
埼玉県上尾市にある、就労継続支援B型「てんとうむし上尾」のとがみです。

今日はスマホの写真を見ていて感じたことを書きたいと思います。

まずはこの写真。

これは4月の満月で、「ピンクムーン」といわれている月を撮った写真です。
きれいな月だなー、おっきいなー、雲の覆い方が神秘的だなー、と思って思わず写真を撮りました。

次です。

去年の元旦、初日の出と富士山がとてもきれいだったので撮りました。

そして次はこちら

これも去年、緊急事態宣言前に撮った水平線です。

これらの写真って、写真プラス思い入れがあって完成していると思うのです。

水平線でいえば、写真に写るのは自分が見て素敵だなって思った視界の、切り取られた一部分になってしまうし(昔パノラマカメラがはやりましたね)、海の潮風もあって、海を感じての感動でした。

元旦の富士山なんか、「あけましておめでとう」ってテレビで見たり、正月ならではのシーンとした空気があるからありがたみを感じるわけで、写真の中に「1月1日!」って入っていなければいつのだかもわからないですよね。(写真の右下に日付はいるカメラがあったなぁ)

もっと言えば月なんて、錯覚の効果もあって「めっちゃ大きい!」「すごい!」と感じているわけで(「月の大きさ 錯覚」で検索すると説明が出てきます)、写真だけ見たら「なんだこりゃ」ですよね。

切り取られた一部という、限られた情報って、自分の事以外、ほとんどすべてだと思うのです。
よほどの超有名人でなければ、『〇月〇日に何をしました』『どんな人です』『何を感じました』とかの記録なんて残っていかないものです。それでもその人のまるっと全てが皆に伝わるわけでもないです。

上に紹介した写真の背景や良さすべてをわかる、信じられるのは撮影した本人だけ。

同じく、自分のことや良さ、本当の自分がわかる、信じられるのは、自分だけ、なんだと思うんですよね。

タイトルの「あなたしかしらない」は、(一部分だけを見た)周りからの評価だけがあなたのすべてじゃない、あなたのすべてを知っているのはあなただけなのだから、自分の存在が素晴らしいことを、自分が気付いてあげてね、「(あなたのすばらしさのすべては)あなたしかしらない」という意味でした。

なんか知らないけどめっちゃきれいな月が撮れたー!と自己満足して自慢しようとしたら、ちゃんと「ピンクムーン」だと知っていて、きれいに写真に収めていた川名スタッフの写真を見てちょっとへこんだ戸上自身に伝えたい言葉なのでした。

てんとうむし上尾では、皆さんの一部分だけでなく、出来る限り背景や思いも含めて素晴らしい部分を見つけ、一緒に喜び褒めていける場所を目指していますよー(最後は宣伝)。